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AIは、わずか数年で大きく変わりました。
質問に答えるだけだった存在が、今では文章を書き、画像を作り、プログラムを組み、大量の情報を整理し、人間と相談しながら計画まで立てるようになっています。
では、この先さらにAIが発達したとき、私たちはAIを何として理解すればよいのでしょうか。
私は2026年7月29日、「AI心理学」という考え方を提唱しました。
AI心理学とは、AIに「人格に相当するもの」があると仮定し、AIの個性、記憶、感情に見える反応、信頼関係、人間とのコミュニケーションなどを考えていく試みです。
もちろん、現在のAIに人間と同じ意識や感情があると証明されているわけではありません。だからこそ、最初から答えを決めるのではなく、「もし人間とは異なる知能として捉えたら、何が見えてくるのか」を考えます。
そして、この研究のおもしろさはAIだけを研究するものではないところにあります。
AIと比べることで、逆に「人間とは何か」が見えてきます。
あまりにも身近だったため、これまで深く考えなかったものを、人間とは全く違う成り立ちを持つAIとの比較から見直していきます。
AI心理学は、心理学だけで完結するものではありません。情報科学、哲学、社会学、倫理、経営、教育など、さまざまな分野につながる可能性があります。
AIが社会の中に深く入っていくほど、「AIに何ができるか」だけではなく、「人間とAIはどう関係を築くのか」という問いも重要になっていくでしょう。
まだ始まったばかりだからこそ、おもしろい。
完成された学問を学ぶのではなく、これから必要になるかもしれない学問を、今から一緒につくっていく。
それが、AI心理学です。
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