Policy
支援現場の一次情報をもとに、制度改善に向けた提言を行っています。
私たちが現場同行型支援を必要とされているという事実そのものが、今ある制度に大きなすき間が空いていることを物語っています。私たちは、いつか自分たちのサービスが「必要なくなる」社会こそが理想だと考えています。だからこそ、一人ひとりの支援にとどまらず、制度と社会の仕組みそのものを変える提案を続けています。
労働基準法があるのに監督人員不足で違反が是正されにくい現状に対し、罰ではなく「守る会社が得をする」仕組みへの転換を提案します。
フェアトレードの発想を労働環境に応用し、健全な職場に認証と税制メリットを与えることで、企業の自発的な改善を促す仕組みです。
社会に不可欠な職種でありながら低賃金・不安定雇用に置かれるエッセンシャルワーカーの地位向上を目指します。
障害年金を「最低限の生存保障」から「障害があっても人間らしく生きるための制度」へ転換する提案です。
多くの企業の休職制度は精神疾患の療養には短すぎるという実態を踏まえ、実態に合った制度見直しを訴えます。
職場での精神疾患が労災として認定されるケースは極めて少なく、過重労働やパワハラが原因であっても「業務上の原因」と証明するハードルが高すぎます。現場では、労災認定を諦め、治療費を自己負担しながら療養を続ける人が後を絶ちません。
障害基礎年金には1級・2級しかなく、厚生年金にある3級に相当する等級が存在しません。初診時にたまたま加入していた保険制度で、本来受けられるはずの補填が大きく変わる現状を改善します。
既存の相談支援の多くは「窓口で待つ」形式であり、最も支援を必要とする人ほど窓口にたどり着けません。私たちは「出向く支援」――当事者の生活現場に伴走するアウトリーチ型支援の全国標準化を提案します。
私たちは、仕組みを変えることで、誰もが安心して暮らせる社会をつくります。